【資格】ドットコムマスター アドバンス ダブルスターに合格しました!(体験談)

自己啓発

忙しい仕事の合間を縫って、コツコツ勉強してきてよかった…。.com Master ADVANCE ★★ に合格しました。受験動機や試験の内容、使用したテキストなどを体験記としてまとめます。

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.com Master ADVANCEとはどんな試験?

NTTコミュニケーションズ株式会社が運営するベンダー試験です。
認定グレードは以下の2種類です。
.com Master BASIC
.com Master ADVANCE
 └.com Master ADVANCE★
 └.com Master ADVANCE★★

ADVANCEは合格点により、★(シングルスター)、または★★(ダブルスター)に認定されます。本投稿では、私が受験してきた.com Master ADVANCEについて記載します。

インターネット検定 ドットコムマスター|ドコモビジネス|NTTコミュニケーションズ 法人のお客さま
ドコモビジネス・NTTコミュニケーションズ。NTTコミュニケーションズのICTスキル認定資格制度ドットコムマスターの紹介を掲載しています。目的に合わせてベーシックとアドバンスの受験案内をしています。

受験申し込みは、『CBT Solutions』へ登録して実施しました。
受験料は、8,000円(税込 8,800円)、検定時間は80分で、全70問(50問がシングルスター範囲、20問がダブルスター範囲)となります。

受験までの経緯

 私は日常の業務の中でIPアドレスやサブネット、といった基本的なネットワークの知識は持っていました。

さらにソフトウェアの試験環境をセッティングするのに、複数のPCの配線なども行っており、ネットワーク機器もよく扱っていました。

しかし、知っていることといえば、表面上のことばかり。このようなレベルで知った顔することが嫌だな、と考えたのが、ネットワークについて学び始めたきっかけの1つでした。

基礎的な知識を習得するのに手っ取り早いのが、試験勉強、という形式をとること。
ということで、ネットワーク系の資格を調査しました。

1)ネットワークスペシャリスト試験 (IPA)
いわずと知れた情報処理技術者試験のネットワーク系試験。国家資格。難易度鬼高。

2)CCNP(シスコシステムズ社)
ICT(情報通信技術)よりもネットワークに特化した試験。普段の業務ではシスコ社の製品に触れる機会はないため、少し躊躇。合格後の資格更新が必要で。更新料が高い

3).com Master(NTTコミュニケーションズ株式会社)
合格後の更新不要。上記の2資格にくらべ、比較的難易度は低め。ICT全般が対象範囲です。

 上記の3つであれば、.com Master一択でしたね。
アラフォーだし、今さらグレードがBASICというのは志が低すぎるので、目標はADVANCE★★に設定しました。

勉強開始時点のスペック

基本情報、応用情報技術者は合格済みでしたが、合格からそこそこ時間も経過していましたし、午前試験で登場するネットワーク系は、なんだかんだ暗記で乗り越えていたので、本当に理解できていたかは疑問です。
日常はSE業務が中心で、ネットワークについては、正直詳しくはなかったです。

使用した教材、学習方法

1).com Master教科書 .com Master ADVANCE 第3版

最後までこのテキスト1冊で繰り返し取り組みました。1章~5章まであり、それぞれの章末に30~70問ほどの問題があるので、それを日毎に1章の配分で消化しました。

誤答が減ってきた時期から、購入者特典で入手できる模擬試験5回分もこのサイクルに追加しました。試験2週間くらい前からは、1日3章分、もしくは模擬試験3回分くらいのペースで取り組みました。

だんだん答えを覚えてきてしまうので、その気配を感じたら、自分で、ハードルを上げ、なぜ、その回答になるのかまで、セルフで説明する縛りも追加しました。

2)インターネット検索
間違えた問題や規格系の問題は極力インターネットで検索し、周辺知識を得るようにしました。
特に、無線LAN規格は、テキストに載っていない最新規格(IEEE802.11ax)について問われるかも…と考え、知識を入れておくようにしました。

結果は功を奏したと思います。他にはUSBの規格等も同様のことが言えます。

試験当日~試験

10:30に予約していたので、余裕をもって10:00にはテストセンターに入りました。

すると、テストセンターはガラガラ。受付を済ませると、今すぐ受験可能、との申し出が。ドキドキ待つのも嫌だったので、お願いします!と即答して受験しました。

試験室に入り、指定されたスペースに着席。自分のタイミングで試験開始ボタンをクリックし、試験開始。

本試験では、IPA試験とは異なり、4択ではなく5~6択の問題の多くありますし、間違っているものを2つ選べ、や正しいものを2つ選べ、などの変化球が入り混じっています。

事前にイメージトレーニングをしていたので、あまり慌てはしませんでしたが、中々神経を使う試験でした。

結果通知

回答画面の右上(?)あたりに残り時間がカウントダウンされているので、時間を凝視しながら試験開始。一通り解き切るのに、確か40分くらいかかりました。この時点で、ややこしい問題はスキップ。

その後、見直しも兼ねて2周目開始。時間いっぱい使って、3周目で全問回答したところで、タイムアップ。

この後、いくつかの画面遷移を経て、いきなり成績が表示されます。結果は「合格」。その場で合否が分かるのは嬉しいですが、緊張も大きかったです。試験終了後、受付にて成績表が印刷され手渡されます。

まとめ

実務ではなかなか縁がないIPv6やルーティング、著作権やSNSの知識を問うものがあって、知識の棚卸ができたかな、という感想ですが、個人的にはとてもよい学びになりました。

IT業界に身を置いているなら当然知っているべき内容…と言えるかもしれません。会社の若手にも薦めたいです。

会社の方から報奨金も出ましたし、ネットワークに対する自信が少しだけ持てるようになりました。

これを足掛かりにさらに上位の資格も目指し、ネットワークに対するスキルをアップしていきたいと思います。

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